耳-乳様突起-副鼻腔-胸腺-リンパ-人間の身体各部位の概略説明-2

2017年6月4日療法

耳管中耳三半規管

耳管・三半規管・乳様突起・副鼻腔と、胸腺・リンパ系についての概略説明です。

各記事の詳細画像と詳細図 も参考にしてください。

耳管(じかん)

中耳(ちゅうじ)咽頭(いんとう)をつなぐ管。体の外の気圧と耳の鼓膜(こまく)の内側の気圧を調節する。咽頭側は通常は閉じている。唾(つば)を飲み込んだり欠伸(あくび)をしたりするときに開く。

三半規管(さんはんきかん)

耳の最深部である内耳(ないじ)にある器官の一つ。3つの半分の輪が互いに直角に交差する形をした管。管の中はリンパ液で満たされ、前庭(ぜんてい)と共に、平衡感覚、回転の方向、スピードなどを感じ取る。めまいや吐き気、メニエール病などは、これらの器官が関係している場合もある。

乳様突起(にゅうようとっき)

側頭骨の突起部。耳たぶの後ろに乳首のように出ている骨の部分。内部は蜂の巣状で、鼓室(こしつ-鼓膜の内側にある空間-中耳の主体となる部分)と連絡している。乳突(にゅうとつ)ともいう。

副鼻腔(ふくびこう)(ふくびくう) (洞〔どう〕 ともいう)

副鼻腔は頭蓋骨中の空洞(くうどう)。内部は粘膜で覆われ鼻腔の粘膜に続いている。副鼻腔は頭部の重さを少しでも軽くしようとしてできたものと考えられている。また鼻腔内の温度や湿度の調整、話し声や歌声の共鳴器の役割もしている。洞(どう)ともいう。

胸腺(きょうせん)

胸の中央部の胸骨と心臓の間にある。骨髄で作られたT細胞を成熟・増殖させる。胸腺は小学生のころ最大化し、高齢になると共に脂肪に変化し、免疫力の衰えと関係する場合もある。

リンパ系

リンパ管

血管の他に静脈に沿ってリンパ管が、身体の循環器官として全身に張り巡らされている。リンパ管は静脈とよく似た構造で、逆流を防ぐ弁が付いている。リンパ管は心臓を通らず、手足など体の末端から体の各部位に向けて、合流しながら次第に太くなっていく。

リンパ節(リンパ腺)

リンパ管の大きな合流部位は小豆(あずき)のような形をしており、リンパ節(リンパ腺)と呼ぶ。リンパ節は体の中にいくつもあるが、首、わきの下、ももの付け根、などに集中している。

リンパ腺リンパ節
リンパ腺リンパ節

リンパ液(リンパ)

リンパ管の中はリンパ液という、やや黄色ぎみの液が絶えず流れており、老廃物(疲れ物質)の代謝(たいしゃ)や免疫作用を行う。

リンパ液は血液の成分である血漿(けっしょう)と、ほとんど同じ組成だが、たんぱく質が少なくリンパ球などの白血球を多く含んでいる。

リンパ液は血漿や血球を運ぶと共に、細胞間にたまった老廃物や、死滅した細胞などを運び去る働き(代謝作用)がある。

リンパ球

リンパ球は骨髄(こつずい)で作られ、リンパ節や胸腺(きょうせん)などで成熟・増殖して、B細胞(Bリンパ球)T細胞(Tリンパ球)になる。主にこの2つの細胞が免疫作用の主役になる。

体内にある細菌などの異物は、リンパ液によって運び去られて各リンパ節に集められ、B細胞が出す抗体(こうたい)またはT細胞により、攻撃または中和される。

この作業が行われているときにリンパ節が腫れたり熱が上がったりする。

リンパ系について にも詳しく書いてあります。

各記事の詳細画像と詳細図 も参考にしてください。


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