脊椎・骨盤・座骨神経・ホメオスタシス・ストレス-人間の身体各部位の概略説明-8

脊椎・骨盤・座骨神経 資料
脊椎・骨盤・座骨神経

脊椎(せきつい)(堆骨〔ついこつ〕ともいう)

脊椎が連なって脊柱(せきちゅう)(背骨)を構成し、体の支柱となる骨格。人体では、ふつう頚椎(けいつい)が7個、胸椎(きょうつい)が12個、腰椎(ようつい)が5個、仙骨(せんこつ)(または仙堆)が5個、尾骨(びこつ)(または尾堆)が3~5個の脊椎が連なって構成される。仙骨と尾骨は各脊椎が結合している。脊椎と脊椎の間には椎間板(ついかんばん)という軟骨(なんこつ)があり、脊柱の運動を柔軟にしている。
脊柱の中は脳の延髄(えんずい)からつながる脊髄(せきずい)が通っている(頸髄・胸髄・腰髄・仙髄・尾髄に分けられる)。

それぞれの脊椎からは、脊髄から枝分かれした脊髄神経が出て体中に張り巡らされ、感覚器官に生じた刺激を中枢神経系(脊髄から脳)へ伝達し(感覚神経)、中枢神経系からの運動・音声・反射の指令を各骨格筋に伝達する(運動神経)。

骨盤(こつばん)

全骨格の中心で、体幹(たいかん)と下肢(かし)をつなぎ、脊柱(背骨)と大腿骨(だいたいこつ)をつなぐ骨格。また腹部の臓器を支えている骨格。

寛骨(かんこつ・左右二つあり腸骨〔ちょうこつ〕恥骨〔ちこつ〕座骨〔ざこつ〕に分けられる)と、仙骨(せんこつ)と、尾骨(びこつ)が結合して構成されている。

頭蓋骨(とうがいこつ・ずがいこつ)と並んで最も男女差が大きい形体をしている。

座骨神経(ざこつしんけい)

腰椎(ようつい)・腰髄(ようずい)と仙骨(せんこつ)・仙髄(せんずい)から出て、臀部(でんぶ)から下肢(かし)の筋肉を管理する、体で最も太く長い脊髄神経。

ホメオスタシスとストレス

ホメオスタシス(homeostasis)は恒常性(こうじょうせい)の意。生体においては外的・内的な環境の変化に対して、神経・免疫・内分泌(ホルモン)の相互作用で、生理状態を一定の範囲内の安定した状態に維持・調整する適応反応。
ストレス(stress)は圧力・緊張などの意。生体においてはホメオスタシスによって、温度・刺激・外力・怪我(けが)や病気・危険・衝撃・動揺・精神的ショック(shock)などに対して起こる緊張や防衛反応。
ストレスの要因となる刺激や状況が、生体にとってホメオスタシスにより適応可能な範囲を超えて持続すると、さまざまな不調の原因となることもある。

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